【共通テスト対策】フクフクちゃんの現代社会・倫理・政治・経済

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このブログについて

受験生の学びを支援するため、現社・倫政の勉強の仕方をアドバイスするとともに、現社・倫政の学習素材のうち「政治編」をひとまず公開します。

このブログは、世界史、政治経済、倫理を中心に指導してきた元高校教師が、若者たちに未来の改革を託し、政治・経済・倫理に関する学習素材を提供するものです。

 

内容については万全を期していますが、投稿日時点の情報を基に執筆していることと、個人的な見解も含まれていることを理解したうえ、学習に役立ててください。

 

現代社会・倫理・政治・経済の学習方法

「三つで括って覚える現社・倫政」

この教材は、一問一答ではなく、三つに括って覚えようという形式の基、多角的に、効率的に、そして長期記憶につながるものとして、ポイントを整理したもので、どの参考書等にもない、独創的な教材だと思っている。長年の教育実践で培ったものなので、自分にも合っているなと思った受験生はぜひ活用を。短時間の細切れでもいいので、「スキマ学習」で、できればスマホタブレットを使ってサクサクとチェックしたい。

<政治編>

①政治と法・人権保障と法の支配世界の政治体制

    空欄編     解答編

②世界の政治体制

    空欄編     解答編

日本国憲法

    空欄編     解答編

④平和主義

    空欄編     解答編

基本的人権の尊重

    空欄編     解答編

⑥国会・内閣・裁判所

    空欄編     解答編

地方自治

    空欄編     解答編

⑧政党・圧力団体・マスメディア

    空欄編     解答編

選挙制度

    空欄編     解答編

⑩国際社会と国際法国際連合

    空欄編     解答編

⑪国際政治の展開と現状

    空欄編     解答編

軍縮、紛争・難民、領土問題

    空欄編     解答編

<経済編>

 円高と円安

    空欄編     解答編

 資本主義と社会主義、三つの経済主体

    空欄編     解答編

 企業

    空欄編     解答編

 市場経済

    空欄編     解答編

「速修・過去問/創作問題」

問題文をクリックすると解答と解説が表示されます

現在は政治編のみ修正・加筆が終わり公開している。

全範囲のうち、この政治編だけで、現社は1/3、倫政は1/5程度をカバーする。

解説が長いものもあるので、その場合は、解説を読み終えた後、もう一度、問題そのものをやり直してほしい。それぐらい、解説が込み入ったケースもある。

①政治と法・人権保障と法の支配(全81問)

(1) (2) (3) (4)

②世界の政治体制(全55問)

(1) (2) (3)

日本国憲法(全31問)

(1) (2)

④平和主義と自衛隊(全47問)

(1) (2)

基本的人権の尊重(全126問)

(1) (2) (3) (4) (5) (6)

⑥国会・内閣・裁判所(全163問)

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)

地方自治(全79問)

(1) (2) (3) (4)

⑧政党・圧力団体・マスメディア(全42問)

(1) (2)

選挙制度(全65問)

(1) (2) (3)

⑩国際社会と国際法国際連合(全114問)

(1) (2) (3) (4) (5) (6)

⑪国際政治・情勢(全90問)

(1) (2) (3) (4) (5)

⑫紛争・難民、軍縮、領土問題(全60問)

(1) (2) (3)

 

知っ得コーナー

これを知っておくと点数がでる!!というトピックを厳選して解説します

囚人のジレンマ 

 (1)司法取引と「自白」「黙秘」

 (2)軍縮・信頼醸成措置(CBM)

 (3)顧客獲得・外部不経済・フリーライド

選挙制度にかかわる計算問題

参議院選挙が近づいています。選挙の仕組みについて理解しておきましょう。

 (1)比例代表制:ドント方式

 (2)衆議院の比例代表制

 (3)参議院の比例代表制

②「数字」が問われる政経・現社

数字が問われることもある。政治・経済・社会でインプットしておく必要のある事項をピックアップしたので時々繰り返して知識を定着させよう。
最初に「解答編」で理解・インプットし、次に「空欄編」でアウトプット・確認

    空欄編     解答編

③「比較図表で覚える」 頭に入りにくい重要事項

政治・経済の重要事項を表やフローチャートに整理してみました。
解答編で理解して、空欄編でアウトプット。

 (1)政治体制・国民の司法参加

    空欄編     解答編

 (2)選挙(選挙制度・政治運動・政治献金

    空欄編     解答編

 (3)国政と地方自治住民投票・直接請求・法定受託事務

    空欄編     解答編

 (4)任命権者:「指名」と「任命」

    空欄編  &  解答編

 (5)核兵器軍縮

    空欄編  &  解答編

 (6)株式会社

    空欄編     解答編

 (7)景気変動円高・円安

    空欄編     解答編

深めるコーナー

皆さんの理解をさらに深めるためのコーナーです。

皆さんの質問に答えます(実験中)

皆さんの現代社会・倫政に関する疑問に回答します。

「質問箱」というサービスを試験運用します。

下記のリンクから匿名で質問することが可能です。

https://peing.net/ja/fukuchanstudy

※皆さんの質問に対する解説をブログ上で公開することがあります。

※すべての質問に答えられるわけではありません。ご了承ください。

時事問題

時事問題について、正誤問題を交えて解説します。

時事問題一覧はこちらから

こんな質問ありました

過去指導していた受験生から受けた質問・解説例です。

 

 

【解答編】「三つで括って覚える経済」:市場経済

 

4  市場経済

●需要と供給

 ①「売り手と買い手」が沢山いる完全競争市場の場合
 ②「需要と供給」の関係で
 ③「価格と生産量」が決まる
   ※安く、沢山手に入る

 

●「価格と生産量」の決まり方

 右下がり a が  需要曲線  D
 右上がり b が 供給曲線    S
 交点(均衡点)が「均衡価格」(市場価格)と取引量
   

●3つ +1 の市場

 ①財市場    消費者が「買い手」  = (需要側)   
  需要>供給

  → 価格 が( 〇あがる  or さがる 

 

 ②金融市場   消費者が「買い手」  = (需要側) 
     需要>供給

  → 金利 が( ○あがる or   さがる 

 

 ③外国為替市場 

  消費者が「買い手」  = (需要側)
  円の需要>円の供給  → 円高
  ※どっち 100円→ ( ○90円 or  110円 

 

 ※+1  労働市場 むしろこいつが出そう
  労働者が「 売り手 」 = ( 供給 )側 
  需要 > 供給    

  → 賃金 が( 〇あがる   or さがる  

 

●均衡価格の変化

 変化はどっち?    ※必ず図を書いて確認
 ① 買い手(需要曲線)?   売り手(供給曲線)?  
 ② 左に動く?         右に動く?
 ③ ②がわからない場合は・・・・

   価格は下がる?上がる?  

   取引量は増える?減る?で判断 
  

〇原材料が値上がりすると
 →(   ウ   )   価格↑ 取引量↓

 

○所得が上がると
 →(   イ   )  価格↑ 取引量↑

 

○炭素税の導入
 →(   ウ   ) + (   ア   )

 

●3つの市場と3つの価格

 ・自由競争市場  → 均衡価格
 ・寡占市場    → 管理価格
 ・独占市場    → 独占価格

 

●寡占市場の問題点

 ①プライス・リーダーによる管理価格
 ②非価格競争・・・消費者にあまりメリットなし
 ③→価格の下方硬直性

 

●市場の失敗

 価格機能がうまくいかず、効率的な資源配分が達成されていないケース
 ベスト3 +1          ※超頻出 しかも 理解力・判断力が必要

 

 ①独占(自然独占)・寡占
 ②(  外部経済  ・  外部不経済   )
 ③(  公共財   )の供給

 ※+1  (  情報   )の非対称性   企業 >  家計
 

 

 ①は競争原理の阻害→価格が「高止まり」 供給量も「 過少 」▼ =失敗
  特に、電力・ガス・水道などの費用逓減(ていげん)産業
  電気やガスなど社会的なインフラとして巨額の設備投資を必要とする反面、

  供給が進むにつれて費用が減少し、安定供給するので、新規参入しにくい

  =「自然独占」状態になりやすい  

 

 また、「規模の利益」で、規模が大きくなるほど、

 生産量が増え、生産物あたりの費用を低下することができるが、

 ある程度の規模を超えるとコスト高になり、「価格がアップ」=失敗


 
 ②の「外部」とは、自分以外の他の主体(第三者)に影響を与えてしまうこと

 ○「外部経済」は
   「市場を通さずに」(=価格メカニズムが働かず)利益(プラス)をもたらすもの
   例 養蜂場と果樹園  新駅と商店街  水田・森林の洪水防止機能 
   ※プラスだけど、お金とモノ・サービスが交換されない=失敗
(養蜂場と果樹園、新駅と商店街は、お互いに利益を与えあっているが、相手からその分の対価を徴収することができない)
   また、当事者が生産決定に考慮するのは自己に帰属する分の便益だけなので、

   社会的に最適な量より生産・供給が「(       )」に = 失敗
   ※「教育」や「研究開発」も外部経済に該当する

 ○「外部不経済」は
   市場を通さずに(=価格メカニズムが働かず)不利益(マイナス)をもたらすもの
   例 公害  上流の工場の垂れ流しが下流の工場、地域住民に悪影響
   新駅と商店街は外部経済の例ではあるが、

   他方で、騒音やゴミ問題という不利益が生じた場合は、外部不経済にもなる
   「観光」も、場合によっては外部不経済
   外部不経済は、企業が自分の利益だけを追求し社会的なコストを負わずに生産する

   (市場を通していない)ため、(周辺住民の犠牲の上にあぐらをかいて)、結果的には
出し得、そのため生産・供給「過剰」△になり、適切な資源配分とならい

   = 失敗
   ※コロナ禍も「過密による感染拡大」のため、外部不経済の一例  



 

 ③不特定多数の人が利用する「公共財」は市場になじまない
  民間では「利潤」を生み出すことができないため、

  市場メカニズムのもとでは供給されない


  →もし市場に任せたら、供給が「過少」▼に
   なぜか?   道路・警察などを連想してみよう
    

 公共財の二つの「非」がつく性格 2 +1
  ・(  非排除性    )
    対価を支払わない「フリーライダー」の消費を排除できない


  ・(  非競合性    )
    多くの人が「同時」に消費でき、他の人の消費機会を減らさない


  ・この結果 → 民間は 利益 がでないので参入しにくい
   ただし、「鉄道」「高速道路」には非排除性はないので、民営化も可能
   ※一方で、コロナ対策という「伝染病の予防」は、「公共サービス」に該当

 

●市場における政府の役割

 ①独占・寡占に対して
  ・( 独占禁止 )法
  ・( 公正取引 )委員会
  ・( 公共 )料金の設定

 

 ②外部経済・外部不経済に対して
  ○外部経済
    ・(  補助金    )
  ○外部不経済の「内部化」   負担を市場の内部に取り込ませる
    ・直接規制 →  浄水器の設置など
    ・課税
    ・企業に補償させる
    ※プラスチックごみの増加(外部不経済) → レジ袋の有料化もこの一例

 

 ③公共財の不足について
      ・政府が「最適な資源配分」をしなくてはならない
 

 ※+1 の情報の非対称性
  政府の対応   インサイダー取引規制など

 

●景気の変動  1 +3

 ・最も大きな原因は「設備投資」→( ジュグラー   )の波(10年)
 ・在庫変動(約3年)→(   キチン   )の波
 ・建設投資(20年) →(   クズネッツ    )の波
 ・技術革新(50年)→(   コンドラチェフ   )の波
 

 ※その他、リーマンショック等海外の影響、

  コロナ禍等によって、不況になることもある

 

ケインズ理論

 ①供給量(生産量)は「(  有効  )需要」で決まる
  「欲しいな~」という欲望ではなく、実際の「貨幣支出」を伴う需要
 ②有効需要 = 消費 + (  投資    ) + 政府支出 + ( 輸出 - 輸入)
 ③有効需要のいずれかの要素が変化すると景気変動が起こる
   ※「設備投資」による変動がジュグラーの波

 

景気循環  3 +1 

 「在庫投資」にかかわるキチン循環に注目してやると・・・

 ①好況期

  物が売れる →  生産「拡大」    
  ※ところが商品がある程度いきとどくと

 ②後退期 

  需要が少なくなり 商品が売れ残る

  →生産「過剰」状態
  → 在庫 > 出荷

 

 ③不況期

  生産「縮小」   在庫で対応

 

 ④回復期

  → 在庫 < 出荷  生産「再開」

 

●物価の変動 3形態

  インフレとデフレ、そしてスタグフレーション   
   好況→物価上昇・貨幣価値の( 下落 )がインフレ
不況→物価下落・貨幣価値の( 上昇 )がデフレ
不況であるにもかかわらず物価が上昇するのがスタグフレーション

 

●インフレの2形態 + 1

 ①需要が増えた時

  ディマンドがpullするインフレ
  →Dが( D2  )にシフト
 

 ②生産コストが増えた時

  コストがpushするインフレ
  →Sが( S1  )にシフト
   

 ※+1インフレになるのは円高or円安?

  → (  円安   )
       円安だと輸出に追い風で一時輸出インフレ

 

●インフレ例

 ・通貨の過剰発行

  戦後直後のハイパー・インフレ

 

 ・海外原材料の値上げ

  オイルショック時の狂乱物価
 

 ※量的・質的緩和政策

 →現在の経済政策でインフレになるはずだが・・・ならない

 

●インフレ、デフレ・・・喜ぶのはどっち?

 現在日本はデフレ  2%のインフレを目標にしている
 

 インフレで喜ぶのは  

 ○株持ちの資産家?  預貯金持ちの資産家?
   ※←貨幣価値が( 下落   )
                       

 年金暮らしの高齢者?   ○ローンを組んでいる現役組  
 ※←貨幣価値が( 下落   )

 


●インフレ・デフレにかかる日本の3段階

 ①高度経済成長、基本的にインフレ基調


 ②オイルショック後にインフレ、その後スタグフレーション
  ・・・その後、回復し、安定成長で再びインフレ基調
   ※ただし、1985プラザ合意 円高で デフレ


 ③バブル経済崩壊1991でデフレ、デフレスパイラルで長期不況 
  追い打ちは2008リーマンショック

  2011東日本大震災

  そして現在のコロナ禍
  失われた10年→30年?


トレードオフ機会費用・比較優位

 ・人々は何かを生産/消費しようとすれば、他の何かを生産/消費することを諦めなければならない

 → 「トレード・オフ」

 ・・・経済学はこのトレードオフを考慮に入れる学問でもある

 

★2022倫政本試験でトレードオフに関する読解問題
 ・あることを選択した時、他の何かを諦めた時に失われた最大の便益を「機会費用」と呼ぶ
 ・他国より、あるいは他人より、低い「機会費用」で生産できる財を「比較優位」財と呼び、全ての国にあるいは全ての人に、「比較優位」なものがある

 →比較優位を尊重するのが経済学でもある

 

 ・・・市場経済における 分業、協働

 →  得意な点を活かし全体での富を増やす