【共通テスト対策】フクフクちゃんの現代社会・倫理・政治・経済

共通テスト 現代社会 政治経済 倫理 倫政 時事問題 試験対策

【速修】

【速修】倫理の正誤問題 ③生命倫理

01 医療の現場におけるコミュニケーションでは、医師と患者との間に専門的な知識や情報に関する差があるので、患者の自己決定権に基づいたインフォームド・コンセントが必要である。 〇インフォームド・コンセントは「医師による説明と、患者の理解・選択…

【速修】倫理の正誤問題 ②倫理思想(4)日本思想

76 古代の日本において尊ばれた、神や他人を欺かず偽ることのない心のありようを、漢意という。 ✕「清き明き心」。漢意は国学で否定された外来思想。 77 古代の日本において見られた、自然物や自然現象すべてに精霊が宿るとする信仰を、神仏習合という。…

【速修】倫理の正誤問題 ②倫理思想(3)現代思想

42 マルクスは資本主義の下では、労働者は生産物や自分自身から疎外されると主張した。 〇マルクスは、人間の本質を「労働」に求め、本来人間は労働を通じて他者と連帯する「類的存在」であったが、資本主義社会では、労働者が労働の喜びや生きがいを奪わ…

【速修】倫理の正誤問題 ②倫理思想(2)西洋思想

18 ピコ=デラ=ミランドラは、人間中心主義(ヒューマニズム)の考え方から、人間の尊厳の根拠となる自由意志の意義を説いた。 〇ピコ・デラ・ミランドラは、「人間の尊厳について」で、人間は「自由意志」によって自分の生き方やあり方を決定できる、そこに…

【速修】倫理の正誤問題 ②倫理思想(1)源流思想

01 ソクラテスは、善などについて完全には知っていないということの自覚が、真の知識への出発点であると主張した。 〇ソクラテスは、自分が無知であることを自覚し(「無知の知」)、「問答法」で「普遍的な真理」を共に探求していこうと呼びかけた。また…

【速修】倫理の正誤問題 ①青年期

01 ルソーは、「第二の誕生」を、「生きるため」ではなく「存在するため」に生まれることであるとした。 ✕逆。存在するためは第一の誕生。 02 ルソーは、我々はいわば二度生まれ、青年期には存在するだけではなく生活するために自覚的に生まれると指摘し…

【速修】社会の正誤問題 ⑧高度情報化社会

01 いつでも、どこでも、だれでもコンピュータネットワークにつながることができるユビキタス・ネットワーク社会の実現が、政府によって目指されている。 〇ubiquitous network 「ubiquitousは」「同時にどこにでも存在する」ことを意味する英語。 02 イ…

【速修】社会の正誤問題 ⑦循環型社会

01 循環型社会形成推進基本法には、製品の生産を行う事業者が、製品が使用されて廃棄物となった後まで一定の責任を負うという考え方が盛り込まれている。 〇循環型社会形成推進基本法は2000年に制定され「 拡大生産者責任」という一般原則が導入された。こ…

【速修】社会の正誤問題 ⑥エネルギー・資源問題

01 石油や石炭など化石燃料は一次エネルギーと呼ばれるのに対し、自然界で再生される太陽光や風力などは二次エネルギーと呼ばれる。 ✕自然界から直接得られる化石燃料や水力は一次エネルギーと呼ばれ、それらから作られる電力などは二次エネルギーと呼ばれ…

【速修】社会の正誤問題 ⑤地球環境問題(2)環境基本法・京都議定書・パリ協定

27 環境基本法は、国や地方自治体、事業者だけでなく、国民に対しても環境を保全するための責務を課している。 〇「国民は、基本理念にのっとり、環境の保全に自ら努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する環境の保全に関する施策に協力する責務を有…

【速修】社会の正誤問題 ⑤地球環境問題(1)条約・サミット

01 水鳥の生息地として重要な湿地の保全と適正な利用に関するバーゼル条約が採択された。 ✕ラムサール条約。これは1971年と早い時期に締結された環境に関わる条約の先駆的なもの。 02 絶滅の危機に瀕している生物種の乱獲や国際取引の規制を目的とした、…

【速修】社会の正誤問題 ④公害・国内の環境問題

01 上流の工場から河川にカドミウムが流入したために、下流地域で第二の水俣病が発生した。 ✕イタイイタイ病は鉱山から排出されたカドミウム。PCBはポリ塩化ビフェニルの略称で、カネミ油症事件の時に、熱媒体として使用されていたため大きな被害を出した…

【速修】社会の正誤問題 ③社会保障(4)社会保障の変遷・世界の社会保障

65 政府が「福祉元年」のスローガンを掲げたのは、1960年代の後半である。 ✕70歳以上の老人医療費が無料化された1973年が福祉元年。しかしオイルショック等の低成長で1982年には一部自己負担に。現在は現役並みの負担を求められるケースも。 66 厚生年金…

【速修】社会の正誤問題 ③社会保障(3)年金保険・生活保護・社会福祉

41 積立方式による公的年金制度は、高齢者世代に支給する年金を、その世代が過去に支払った年金保険料の積立金とその運用益で賄う方式である。 〇日本も当初は積立方式でスタートした。 42 賦課方式による公的年金制度は、高齢者世代に支給する年金を、…

【速修】社会の正誤問題 ③社会保障(2)医療保険・雇用保険・介護保険

24 医療保険は、制度が一元化されている。 ✕現役組は自営業者等が加入する国民健康保険、会社員の組合健康保険・協会けんぽ、公務員の共済保険などがある。 25 医療保険に関しては、全国民が国民健康保険に加入している。 ✕前問で触れたように別れている…

【速修】社会の正誤問題 ③社会保障(1)社会保障制度の概要

01 17世紀イギリスのエリザベス救貧法は公的扶助の先駆けといわれている。 〇公的扶助とは、公的な機関が、生活が困窮した人に対して必要最低限の費用を支給する制度。イギリスでは早くも17世紀に「法」に基づいて実施した。 02 イギリスでは、世界で初…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(6)今日の労働問題

108 1990年代以降、若年者の完全失業率は、上昇する傾向にある。 △現在は少し下がったので△かな。しかし他の年齢層より失業率が高いことには変わりがない。失業率の年齢ごとの推移グラフはぜひ目に焼き付けておきたい。 109 1990年代以降、年功序列型…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(5)様々な雇用形態・非正規雇用

83 変形労働時間制とは、一定期間の週当たり平均労働時間が法定労働時間を超えなければ、その期間の特定の時期に法定労働時間を超える労働も可能にする形態である。 〇読解力が必要だが正しい。繁忙期と閑散期が読みやすい企業で採用される制度。例えば、…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(4)育児休業・男女雇用機会均等法

68 乳児や要介護者を家族にもつ人に休業を認める育児・介護休業法が成立したが、法律上、育児・介護休業を取得する権利は、企業の承認がなければ発生しない。 ✕育児・介護休業法で「権利として保障」されたもの。企業は条件を満たしている取得の申し出を拒…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(3)労働基準法・終身雇用・年功序列

49 労働基準法は労働条件の最低基準を定めたものである。 〇「最低基準」というところに引っ掛かりを感じた受験生もいたかも。「最低賃金法」を連想してしまって。でも、正しいよ。労働基準法は、時代の変化とともにしばしば改正され、これだけは保障しな…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(2)労働組合・労使間紛争

18 労働組合法では、同一の企業で働く労働者だけで労働組合を結成することは、認められていない。 ✕日本では「産業別」ではなく、「企業毎に組織される」企業別組合。 19 日本では、同一の職種に属する熟練労働者で組織される労働組合が、大多数を占めて…

【速修】社会の正誤問題 ②労働問題(1)労働運動の歴史・労働三権

01 19世紀イギリスで、世界で最初の組織的な労働運動であるチャーティスト運動と呼ばれた機械打ちこわし運動が生じた。 ✕ラッダイト運動と言う。チャーティスト運動は選挙権拡大運動のこと。 02 19世紀前半のイギリスの工場主J・S・ミルは、開明的な経…

【速修】社会の正誤問題 ①消費者問題

01 医薬品が重大な副作用を引き起こした事件の例として、サリドマイド事件がある。 〇サリドマイド事件は睡眠剤によって引き起こされた。妊娠初期に服用すると、胎児に欠損が生じ、サリドマイド禍と呼ばれた。 02 有害な食品添加物が引き起こした事件の…

【速修】経済の正誤問題 ⑭南北問題と政府開発援助

01 開発途上国と先進国との経済格差とそれに伴う諸問題は南北問題と呼ばれ、開発途上国間の経済格差とそれに伴う諸問題は、南南問題と呼ばれる。 〇南南問題も重要で、最貧国については相当な支援が必要である。 02 南北問題についての協議を行うために…

【速修】経済の正誤問題 ⑬グローバル化する経済

01 企業が海外展開を進めることにより、その企業の本国では産業の空洞化が生じる場合がある。 〇日本では産業の空洞化がかなり深刻である。 02 インターネットなどを利用した国際的な電子商取引の普及によって、商取引への各国政府による課税がより容易…

【速修】経済の正誤問題 ⑫地域的経済統合(2)FTA・EPA

20 東南アジアでは、1960年代後半に設立されたASEANが、1990年代には、各国が相互に関税障壁を削減し、域内の貿易、投資を拡大させる、域内の自由貿易地域のAFTAを発足させた。 〇もともとASEANは、ベトナム戦争下の67年に共産主義勢力の浸透を防…

【速修】経済の正誤問題 ⑫地域的経済統合(1)EU・EC

01 戦後のヨーロッパ諸国統合の歴史は、戦前のフランスとイギリスとの対立を資源の共同管理によって解消しようとするECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)から始まった。 ✕ECSCはフランスと「ドイツ」との対立を解消しようとしたもの。1952年とかなり早い段…

【速修】経済の正誤問題 ⑪国際経済の動向と課題(3)年代別トピック

01 1970年代半ば、イギリスもECに加盟した。 〇イギリスも加わり拡大ECとなった。現在、イギリスはEUから離脱したことは承知のとおりだが、もともとECは西ドイツとフランスが中心となって組織されたもので、イギリスは後追いであった。 02 1970年代中国…

【速修】経済の正誤問題 ⑪国際経済の動向と課題(2)自由貿易の進展

01 GATTは最恵国待遇などによって無差別主義を採用した。 〇多角的貿易交渉で引き下げられた関税は、GATTに参加している国に無差別に適用された。「最恵国待遇」というのは、関税などでいずれかの国に与える最も有利な待遇をほかのすべての加盟国…

【速修】経済の正誤問題 ⑪国際経済の動向と課題(1)国際通貨の安定

01 ドルを基軸通貨とするIMF(国際通貨基金)体制は、1944年のブレトンウッズ協定に基づいて成立した。 〇さて、経済もいよいよ後半。国際経済の動向と課題。ブレトンウッズというのはアメリカのホテル名。後にプラザ合意というものも出てくるが、これ…