01 19世紀イギリスで、世界で最初の組織的な労働運動であるチャーティスト運動と呼ばれた機械打ちこわし運動が生じた。
- ✕ラッダイト運動と言う。チャーティスト運動は選挙権拡大運動のこと。
03 マルクスは「万国の労働者よ団結せよ」と呼びかけた。
04 日清戦争前後から日本でも労働運動が活発となり、それを弾圧する治安維持法が制定された。
- 〇社会 主義運動や 労働運動を取り締まるために1925年に制定された。1945年GHQの命令により廃止。
05 ニューディール政策の一環として、アメリカでは不況から脱するために、ワグナー法により労働者の諸権利を制限した。
- ✕労働者の諸権利を「拡大させた」。
06 ILO(国際労働機関)は労働者代表と使用者代表と政府代表の三者により構成されている。
07 ILOは労働者の団結権を侵害した国を、国際司法裁判所に提訴する権限がある。
08 ILOは日本の公務員の労働基本権の制限に対して是正勧告を出している。
- 〇ILOは「是正勧告」を出すことができる。ただし、勧告は拘束力自体はない。
09 憲法は、すべて国民が勤労の権利を有し、義務を負うものと定めるとともに、勤労者の団結権・団体交渉権・団体行動権を保障している。
- 〇right to organize、right to collective bargaining、right of collective actionの労働三権である。
10 勤労権の保障を図る法律として、職業安定法がある。
12 労働組合法では、労働組合の正当な争議行為は、労働組合法により刑事上および民事上の責任を免除されるとされている。
15 公営企業職員には、団体行動権は認められているが、団体交渉権は認められていない。
16 自衛隊員には、団結権、団体交渉権、団体行動権いずれも認められていない。
- 〇既に触れたとおりだが、欧米でも軍人には基本的には団結権は保障されていない。
17 国民の日常生活を著しく害するおそれのある争議行為は、緊急調整により、制限されることがある。
- 〇これは「労働関係調整法」の中で規定されている