【速修】⑩国際社会と国際法・国際連合(3)国際連盟と国際連合
47 第一次大戦後設立された国際連盟の理事会では、全加盟国の協力を基礎とする集団安全保障の方式が取り入れられた。
48 集団安全保障とは、国家が同盟を結び、敵対陣営との軍事バランスをとることによって自国の安全を確保する仕組みである。
- ✕これは「勢力均衡」Balance of power の考え方
49 国際連盟では、総会と理事会における議決は、全会一致によることが原則とされた。
52 国際連盟は、相対立していたアメリカとソ連を、加盟国として取り込んだ。
53 国際連盟に日本は加盟したが、脱退した。
- 〇ドイツに先んじて脱退
54 第二次大戦後設立された国際連合は総会・安全保障理事会・経済社会理事会・信託統治理事会・人権理事会・事務局の六つを主要機関と位置づけている。
- ✕人権理事会ではなく、「国際司法裁判所」。現社の問題。一つ一つ丁寧にチェックしなさいというメッセージ。
55 日本は、中国との国交回復により国連に加盟した。
56 ドイツは東西に分断されていた時代には加盟を認められず統一達成後になって加盟した。
57 冷戦後の1991年韓国は国際連合に加盟したが、北朝鮮は現在も加盟していない。
- ✕最後の分断国家だが、冷戦終結後1991年に同時加盟した。
58 永世中立国のスイスは加盟していない。
59 冷戦終結後、チェコスロバキアの分裂や東ティモールの独立、南スーダンの独立などにより、主権国家の数が増え、国連加盟国数は増加した。
60 バレスチナ自治政府は国連の非加盟オブザーバー国家として、国連での議決権はないが、総会に参加して発言できることが認められた。