【共通テスト対策】フクフクちゃんの現代社会・倫理・政治・経済

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【速修】経済の正誤問題 ④市場経済(1)需要と供給・公正取引委員会

01 市場で多数の売り手・買い手が価格をシグナルとして行動することによって、価格の自動調節機能が働くとされる。
  • 〇論理的判断力が求められる問題。アダム・スミスが指摘した「神の見えざる手」、それは、価格という「目に見える」シグナル「信号」によって需要と供給が変動する。
    なお、価格には、「品質のバロメータ機能」というものもある。価格が安いと質が悪いと判断するというもの。いずれも教科書には記載されていないかもしれないが、常識的に考えれば理解できるのでは。

 

02 管理価格とは、市場メカニズムによらずに、価格支配力をもつプライス・リーダーが人為的に決定する価格のことである。
  • 〇「カルテル」によって操作される価格は違法だが、「管理価格」自体は違法ではない。しかし、他の企業も追随するため、一定の期間その価格は維持され、下方に対して硬直的になりやすいため、インフレーションの原因となる。

 

03 企業間で公共事業の入札価格を事前に協議することが禁じられている。
  • 〇これは「談合」と呼ばれ、禁止されている。

 

04 一部の商品を除いて再販売価格維持行為は禁じられている。
  • 〇再販売価格維持制度というのは、生産者・供給者が取引先である事業者に対して転売する価格を、あらかじめ決定し指示し遵守させること。端的に言えば、「定価価格」での販売を指示すること。
    著作物(書籍・レコード・新聞)について取り入れられている。古本は別だけど、新刊本は、店によって割引はないよね。自由競争における例外中の例外っていうことなんだ。従って、逆に言うと、「一部の商品を除いて再販売価格維持行為は禁じられている。」ということになる。書籍・雑誌は文化資産であり、流通が整わない田舎であろうとも都会地と同じ値段で供給されることで、地域の文化水準を維持する。また、出版物の定価は、文化普及のために基本的には低めに決められている。それでも、もし、安売り競争が行なわれるようになると、書店が仕入れる出版物は売行き予測の立てやすいベストセラーものに偏りがちになる。そのため、様々な専門書の出版を保障するためにも、価格競争のない再販制度が堅持されているということになる。

 

05 完全競争市場で、ある財に対する需要量が供給量を上回る場合、その財の価格が下落する。
  • ✕需要が増えるということは、人気があるということだから価格は上がる。

 

06 完全競争市場において供給が需要を超過している場合は、価格が均衡価格まで上昇して、需要と供給が一致する。
  • ✕供給が多いということは安くなるということ → 均衡価格まで「下降して」需要と供給が一致する。

 

07 生産物に間接税を課したとき消費者の直面する価格が上がるため、需要曲線が上方に動く。
  • ✕価格が上がると、「買い控える」 → 需要曲線は「下に動く」 ・・・ということで、上下というところには細心の注意を。なお、以下、需要と供給の問題はグラフを書いて確認すること。

 

08 生産物に間接税を課したとき、生産物1単位当たりの費用が間接税分だけ上がるため、供給曲線が上方に動く。
  • 〇これも手書きのグラフで確認のこと。間接税の導入は、上記07の「需要者側」だけでなく、「供給側」も変化する、つまり両方とも変化するということになる。

 

09 コーヒー豆の市場を表す図の縦軸に価格、横軸に数量をとった場合、人々のコーヒーへの嗜好が強まると、他の事情が同じであれば、需要曲線は左下方向に移動する。
  • ✕欲しいわけだから高くても買うので右上方へ。

 

10 自動車の市場を表す図の縦軸に価格、横軸に数量をとった場合、自動車の燃料であるガソリンの価格が上昇すると、他の事情が同じであれば、需要曲線は右上方向に移動する。
  • ✕買い控える → 需要曲線は左下に動く。

 

11 パソコンの市場を表す図の縦軸に価格、横軸に数量をとった場合、パソコンの製造コストが下がると、他の事情が同じであれば、供給曲線は左上方向に移動する。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

12 キャベツの市場を表す図の縦軸に価格、横軸に数量をとった場合、キャベツが豊作になると、他の事情が同じであれば、供給曲線は右下方向に移動する。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

13 利子率は、金融市場における資金に対する需要と供給の関係で変化する。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

14 労働市場では、求職者数が需要量であり求人数が供給量である。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

15 消費財市場では、贅沢品の需要の価格弾力性は生活必需品より大きい。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

16 市場機構における価格決定の例外として、公的機関の規制を受ける公共性の高い財・サービスの価格や料金を、公共料金という。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

17 寡占市場では、有力な企業がプライス・リーダー(価格先導者)として価格を決定し、他の企業がそれに従うことがある。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

18 寡占市場では、企業は一般に、広告・宣伝費を増やし、製品の差別化を図るなどの非価格競争を展開する。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

19 企業の広告・宣伝などによって、消費者の購買意欲がかきたてられることを、依存効果という。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。

 

20 日本では、市場における私的独占や不公正な取引を防止するために、公正取引委員会が設置されている。
  • 公正取引委員会は「内閣府の外局」(特殊な事務、独立性の強い事務を行うための組織)で、どこからも指揮監督を受けず、独立して職務を行なう行政委員会。