この三つとも案外「深く」問われる。求められる知識量は少ないが、特に現社の問題が手強いので、問題演習が必要。
政党・圧力団体・マスメディア
①政権の獲得と政策の実現をめざすのが「政党」
②特殊的個別的利益の実現を目指すのが「」
「経営者団体」「労働団体」「職能団体」など
③三権を監視するのが「マスメディア」
政党
世界の政党
【メリット】
・争点が明確
・政局が安定
・政権交代が容易 → 緊張感あり
→ 長期政権による政治の腐敗や停滞を生まない
【デメリット】 有権者の選択肢が少ない → 民意が反映されにくい
②多党制 ドイツ・イタリア ← 大選挙区制 or 比例代表制
【メリット】 ・多様な民意を反映しやすい
【デメリット】 政局が不安定 →連立政権を組む場合も
③一党制:中国
※日本の政党
①戦後、「多党制」の一方で、自民党による長期政権
→ 様々な腐敗
→ 「」を目指して「小選挙区制」を導入
②年に本格的な政権交代が実現したが
③再び、自民党が政権に復帰 →2/3までは至らないが・・・
政党の歴史的類型
①政党
制限選挙の下で登場してきた政党類型
家柄・教養・財産などに恵まれた名望家が議会内で結成した政党
※立権政友会など
②大衆政党(組織政党)
選挙権が拡張されるに伴い台頭してきた政党類型
新たに参政権を得た大衆をひきつけるため、異質な諸利害を集約し、
組織的な運営で政府と社会を結びつける役割を果たす。
多くの党員を組織していることが特徴。
※日本の場合は、共産党、公明党がこれに当たる
③政党
脱イデオロギー化が進み、階級対立が曖昧になる中で登場してきた政党類型
※1960年代以降の自民党がこれに当たる
現代日本の政党政治 重要な転換点3つ
①1955 55年体制のスタート
②1993 連立政権の樹立 55年体制の崩壊
③2009 民主党への政権交代
自民党 結党以来初めて第二党に
※コロナ禍で新たな政治的な変化が生じるであろうか?
政治活動に関連した重要な法 三つ
①法(1994)
一定の条件を満たす政党に対して、公費(税金)で助成
②改正 法(1994)
「」に対する「団体・企業」からの献金は禁止
※という事は・・・他の献金は許容ということ
(団体・企業→政党はOK 個人→政党・政治家個人ともにOK)
※政治資金パーティーを開くことも許容
③国家公務員法(1999)
中央省庁の管理職の接待・贈与の規制