「三つで括って覚える現社の倫理」 ①青年期
①青年期の位置づけ・課題 ②マズローの欲求階層説 ③防衛反応が頻出事項 青年期の問題は「思考力」を伴う判断問題なので要注意。足元をすくわれることがないよう、過去問にもあたること
青年期の位置づけ
①「第二の誕生」は 一回目は生存するために、二回目はために
→ の目覚め
②「マージナルマン」は
境界人、周辺人
③「モラトリアム」は
大人への準備、義務や役割を猶予される期間
青年期の課題
①「心理的離乳」は 親からの精神的自立
②「アイデンティティ(自我同一性)の確立」は
③同年齢の男女との洗練された新しい交際を学ぶことを青年期の発達課題の一つに挙げたのが
欲求
①行動の原動力
②満たされないと欲求不満()
③相反する欲求の板挟みの場合、葛藤()が生じることも
マズローの欲求階層説
①生理的欲求 → ②安全の欲求 → ③と愛情の欲求 →
④欲求 → ⑤の欲求
欲求不満の際の3つの適応パターン
①合理的解決 アドバイスをもらって前向きに進む
②反応 八つ当たり・攻撃
③防衛反応
※自死は「失敗反応」
防衛反応
「無意識」での反応 ← フロイトによる無意識の発見
①望みながらも満たされなかった欲求に対して、何かしらの理由をつけ、「自分を正当化」するのは「」
例 「あんなオトコ、こっちから願い下げだ」
②本来は自分の欲求や感情なのに、それを認めたくない時、「相手が持っている」欲求・感情とみなすことは「」
例 「彼女、オレに気があるに違いない」
※受け入れがたい自分の弱みや欠点を、「相手に転嫁する」ケースも「」
例 「点数が出なかったのは問題が悪かったからだ」
③実際の欲求と正反対の行動をとることは「」
例 「好意を抱いている相手に意地悪する」
コンフリクトの3パターン
①接近-接近 プラス-プラス
大学に入りたいが、遊びもしたい
②回避- マイナス- 勉強はしたくないが、欠点もとりたくない
③接近-回避 プラス-マイナス
大学に入りたいが、勉強はしたくない
※ヤマアラシのジレンマは
接近- プラス- 親しくなりたいが、傷つきたくない
パーソナリティ → 人格・個性
①能力(知能・技能的側面)
②気質(感情的側面)
③性格(意志的側面)キャラクター
※類型論
・の体型別類型
体型と性格との関連性から3類型
・の文化価値的類型
価値観と性格との関連性から6類型
・の性格類型
内向-外向 思考-感情 感覚-直感から8類型
伝統・文化とのかかわり
①儀礼 形骸化しつつある面も
一方で、年中行事や地域の伝統的な行事を継承していくこと
→ 社会との接点・・・自己有用感
②日本独特の文化的傾向
→ 縦社会、の文化(←ルース・ベネディクト)
一方で、そうした殻を打ち破って、新たな気運も必要
③自民族中心主義()に陥りがち
ethnocentrism ethnos(民族) + kentron(中心)
視野の拡大→グローバルに考え、ローカルに行動する
2022本試験で読解問題で「恥の文化」などが問われる