最後のお守りとして、出たら差がつく3つ
明日から再び学校での最終チェックとなるだろう。
今から新たなことに取り組む必要はない。 自分なりに、これまでストックしてきたメモや付箋を確認するぐらいかな。
私からは、これまでブログにあげていたもののうち、3つほど確認してもらいことを挙げるだけにとどめる。
★内外価格差に関する創作問題
○問題
以下の文を読んで空欄に入る正しい組み合わせのものを選んで記号で答えなさい。
今ハンバーガー1個が日本で330円、アメリカで3ドルで売られていたとする。この時、ハンバーガーを基にした購買力平価は1ドル=110円となる。ところが実際の為替レートは1ドル=100円であったため、日本とアメリカとのハンバーガー1個あたりの内外価格差は( A )円となる。 内外価格差は様々な要因から変動するものであるが、このハンバーガーのケースの場合、円高が進み、他の要因が働かなければ、内外価格差は( B )するものと考えられる。
①A: 10 B: 拡大
②A: 10 B: 縮小
③A: 30 B: 拡大
④A: 30 B: 縮小
解答・解説
正解は③。
最初のAはもし傍線部分がなければ簡単に30円と答えられるはず。ところが傍線部分が入ると混乱させてしまう。こういう不要情報を入れてミスリードさせるという手法が使われることがあるので注意。アメリカだと3ドル=300円で食べることが出来るのに、日本では330円・・・日本が30円の割り高ということになる。
Bについては、具体的な数字を入れて考えてみよう。円高・円安問題はこれが鉄則である。例えば、1ドル100円が円高となり1ドル90円になったとしよう。そうすると、アメリカだと 270円で買えるのに日本だと330円。60円の内外価格差となる。従って、円高になると「拡大」。
この「内外価格差」は現社でも出題の実積があるのでインプットしておこう。
★ローレンツ曲線
現社か倫政で出そうな予感がするのがローレンツ曲線・・・勝負問題として
所得が低い世帯から並べた場合の累積比率・・・
格差が拡大すると曲線Bの方になる。
累進課税制度等により、再分配がうまくいくと格差は是正されBからAに。
★需要と供給の曲線
・・・以下のことが理解できれば需要と供給の曲線は準備万端ということになる。
最後に
この他、「数字が問われる政経・現社」、「戦後の総合年表」も最終チェックには有効かと思うのでよかったら活用を。
皆さんの健闘を祈っています。
2023.01.09 フクフクちゃんより