※この記事は加筆修正・再編集を行った改訂版があります。以下のページをご覧ください。
穴埋め編はこちら↓
●外国為替相場の変動 外国為替市場における円とドルとの「需要と供給」の法則で決まる ①円の需要が高いと ※例えば、日本に沢山のドルが入ってきて、円に替える必要があると ②円が外国為替市場から少なくなる = 円がレアものになる ③円の価値が上がる = 円高 |
●円高になる3つの「原因」 ①貿易 → ( ○輸出 / 輸入)が増加 △ すれば円高 →ドルがたくさん入ってくるから ②金利 → 日本の金利が ( ○高い / 低い ) △ と円高 →外国の投資家が目をつける ドルがたくさん入ってくるから ③株価 → 日本の株価が( ○上昇傾向 / 下落傾向 ) △ だと円高 →外国の投資家が目をつける ドルがたくさん入ってくるから ※円出カ(エンデカ) 輸出 と カ (カネ(金利)とカブ(株))が上昇 △ すると円高基調 |
●円高になる「原因」 +3 ④海外からのインバウンド ( ○増加 減少 ) △ すれば円高に →ドルがたくさん入ってくるから ただし、インバウンドについては、上記の側面より、 「円安の結果として活発になる」という結果の方を覚えておこう。 ⑤物価 円の貨幣価値が上がれば円高なので ( インフレ / ○デフレ )の場合 →物価が下がる=「貨幣価値が上がる」と円高に →円高はデフレと親近性あり ※円デカ(エンデカ) デ(出とデフレ) ⑥対外投資 対外投資が ( 増加 ○減少 ) すれば円高に 注意 対外投資は「ドル」で行なう →対外投資をするとドルが少なくなり「ドル高円安」に だから対外投資は、むしろ減ると円高基調に ただし、対外投資については、上記の側面より、後に触れる 「円高の結果として活発になる」という結果の方を覚えておこう。 |
●円高になると・・・「結果編」 円高になった原因と逆のベクトルが働く 一般常識ベスト3 ①輸出 ( が盛んになる / ○にブレーキがかかる ) ②輸入品 ( ○が安くなる / が高くなる ) ③日本人の海外旅行 ( ○が割安になる / が割高になる ) |
●円高になると・・・「結果編」 重要ベスト3 +応用1 ①円の購買力が ( ○高まる / 低くなる ) ②対外投資が ( ○活発になる / 不活発になる ) ③産業の空洞化が ( ○進む / 止まる ) +応用1 日本の方が物価が高かった製品の「内外価格差」は( ○拡大する / 縮小する ) |
●日本の円高・円安にかかる3段階 360円~変動為替相場制に移行後 ①「貿易」立国で 輸出が進み、じわじわと円高も進む ②プラザ合意で円高誘導、円高不況で「貿易」が伸び悩むと、 円高を背景に「投資」立国へ ③バブル経済崩壊後、デフレ・内需冷え込みで超円高に(79円) リーマン・ショック後の2011も一時(75円) ※現在120円前後 一時のことを考えると、やや円安傾向か |