【共通テスト対策】フクフクちゃんの公共(現代社会)・倫理・政治・経済

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【解答編】「三つで括って覚える現社・倫政」⑧政党・圧力団体・マスメディア

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●政党・圧力団体・マスメディア
 ①政権の獲得と政策の実現をめざすのが「政党」
 ②特殊的個別的利益の実現を目指すのが「圧力団体」
  「経営者団体」「労働団体」「職能団体」など
 ③三権を監視するのが「マスメディア」
●政党
 ①二大政党制 イギリス・アメリカ  ← 小選挙区
  メリット ・争点が明確  ・政局が安定  
       ・政権交代が容易→緊張感あり
               →長期政権による政治の腐敗や停滞を生まない
  デメリット  有権者の選択肢が少ない → 民意が反映されにくい
 ②多党制  ドイツ・イタリア  ← 大選挙区制 or  比例代表制
  メリット ・多様な民意を反映しやすい
  デメリット 政局が不安定  →連立政権を組む場合も
 ③一党制   中国
※日本
  ①戦後、「多党制」の一方で、自民党による長期政権  →  様々な腐敗
  →「二大政党制」を目指して「小選挙区制」を導入
  ②2009年に本格的な政権交代が実現したが
  ③再び、自民党が政権に復帰  →2/3までは至らないが・・・ 
●政党の歴史的類型
 ①名望家政党   制限選挙の下で登場してきた政党類型
  家柄・教養・財産などに恵まれた名望家が議会内で結成した政党
   ※立権政友会など
 ②大衆政党(組織政党)   選挙権が拡張されるに伴い台頭してきた政党類型
  新たに参政権を得た大衆をひきつけるため、異質な諸利害を集約し、
  組織的な運営で政府と社会を結びつける役割を果たす。 
  多くの党員を組織していることが特徴。
   ※日本の場合は、共産党公明党がこれに当たる
 ③包括政党  脱イデオロギー化が進み,階級対立が曖昧になる中で登場してきた政党類型
   ※1960年代以降の自民党がこれに当たる
現代日本政党政治    重要な転換点3つ
 ①1955  55年体制のスタート  
 ②1993  細川連立政権の樹立  55年体制の崩壊
 ③2009  民主党への政権交代  自民党 結党以来初めて第二党に
  ※コロナ禍で新たな政治的な変化が生じるであろうか?
●政治活動に関連した重要な法 三つ
 ①政党助成法(1994)
   一定の条件を満たす政党に対して、公費(税金)で助成
 ②改正 政治資金規正法(1994)
   「政治家個人」に対する「団体・企業」からの献金は禁止
   ※という事は・・・他の献金は許容ということ
   (団体・企業→政党はOK  個人→政党・政治家個人ともにOK)
   ※政治資金パーティーを開くことも許容
 ③国家公務員倫理法(1999) 中央省庁の管理職の接待・贈与の規制