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1 資本主義・社会主義
●資本主義
生産手段の私有 市場経済における自由競争 利潤の追求
●資本主義の弊害
市場の独占化 景気変動 貧富の差
●マルクスの 商品の価値説
商品の価値= 生産手段にかかる費用 + 賃金 + 余剰価値
※余剰価値は労働者の長時間労働で生まれるが、これを資本家が「搾取している」
●社会主義
生産手段の社会的所有 計画経済 「結果の平等」の確保
●社会主義の弊害
技術革新の遅れ 労働意欲の減退 消費者ニーズへの考慮が少ない
●資本主義の変
社会主義的な考え方も導入 一方で小さな政府への模索も
自由放任主義 修正資本主義 新自由主義
※上記の経済学者
アダム・スミス ケインズ フリードマン
●社会主義の変化 中国の場合
経済特区による外国資本の導入
市場経済の導入
2 三つの経済主体
●三つの経済主体
下の図は超頻出項目
家計・企業・政府、うち二つが空欄で問われる
※現在これにNPO法人(非営利組織)というもう一つの経済主体が加わったが、とりあえずそれは置いとくとして
企業→政府
A: 租税を支払い,財やサービスを販売する
家計→企業
B: 労働力・資本・土地といった生産要素を供給する
政府→家計
C: 公共財や公共サービスを提供する
※試験では、家計・企業・政府のうち、二つが空欄にされ問われることが多い
●家計 労働者の場合
①労働力を提供し
②賃金をもらい
③財やサービスを得る(消費主体)
●家計のやりくり
①収入から「税金と社会保険料」を払い
②残ったものが「可処分所得」
③そこから消費で支出した後さらに残っていれば、それが「貯蓄」
※貯蓄 日本は
50%が現金・貯金
30%が保険・個人年金
10%が投資・株 (アメリカ40%)
●家計は消費主体
3大消費支出は 食費 交通・通信 住居
※ 食費が占める割合がエンゲル係数で生活水準の指標